■DVD−Videoの作成(06/06)
このたびマシンをパワーアップしましてDVD−Video作成の環境がそろいましたのでせっかくですのでその制作方法を紹介します。
はじめに断っておきますが、当然のことながら著作権モノをコピーすることは違法ですしそれを勧めるものではありません。事故の責任においてその作業をしてください。当ページに掲載されている内容を行い不利益等が発生しましても当方関知するところではありませんのでご了承ください。
あくまでも私的録画からDVD−Videoを作成しようというものですのではじめにお断りしておきます。
■DVD−Videoとは何ぞや?
DVD規格に策定されている映像記録形態のひとつです。とはいっても細かい話は難しい話なのでここで言うところのDVD−Videoは家庭用DVDプレイヤーで再生可能なDISKを作ろうというものです。ようはこれまでのS-VHSテープなんかの代わりにDVDに記録して高画質なまま保存しようというものです。
■DVD-Videoってどう作るの?
大まかに言うと家庭用DVDレコーダーを利用する。パソコン上で作成するの2パターンだと思います。
家庭用レコーダー:基本的に持っていませんので詳しいことはわからないのですが、CMカットなどの編集まで考えるとHDD+DVDレコーダーということになるのでしょうね。作成までひとつの流れになっていますのでやはり手軽さでは一番でしょう。録画モードも120分の録画を念頭にしていますので残時間などの計算は楽です
当然のことながら手順に従ってやっていく分自由度は少なくメニュー画面の設定など選択型。記録領域(HDD)の増設もしにくいのは難点ですね。
PC上での作成:当然のことながらレコーダー(記録型DVD)が必要な上にパソコンに画像を取り込むためのキャプチャーカードが必要。直接TVまでするのであればチューナーカード。もちろん記録するためのHDDも必要になってきます。これらをうまくセッティングするのは面倒といえば面倒。
ただしメリットも大きい。キャプチャーで細かいビットレートの設定、オーサリングで凝ったつくりのメニューが作成できる(もちろん機材やソフトによって違いますが)。あとはPC内でのデータの流用が楽でメニュー作成時でもバックの画像やBGMもいろんな形式のものを使えます。
今回はPC上での作成がメインなのでそれに沿った説明になります。
■記録ドライブは何がいいの?
今回はDVD−Videoを作成するのが目的です。家庭用プレイヤーでの再生を前提にしていますので再生機能だけのプレイヤーということでDVD-Rが無難な線でしょう。すでにDVDレコーダーをお持ちの方はRAMなりが使用できる方がいいかもしれませんね。
実際のところ僕自身も+−R/RWモデルなのですが+の方はどうも使うあてがなさそうで、単独でもよかった気がするのですが。ただ現在最速の4倍モデルの場合、単独ドライブはあまり店頭で見なくて+-対応モデルばかりで、一部RAM対応モデルで単独のものを買ってもあまりメリットはない感じでしたね。どういうわけか単独は2倍モデルばかり。ちなみにRAM対応モデルは生産メーカーが少なくて+-モデルより高い感じ。
結局4倍書き込みモデルの+-R/RWドライブというのが買いどころのような気がします。
■うちのマシン構成
AMD ATHRON 1GHz(FSB266)
M/B K7VZA(変な機能とかついてなくて安くてお勧め)
メモリー PC=133 SD-RAM 128M
AGP GeForceMX200 32MB withTV-OUT
HDD Fujitsu 40GB 5400rpm ATA100(ご臨終)
IBM 40GB 7200rpm ATA100になりました
CD-ROM ×32 CD-R ×4 DVD−ROM?
上記が導入前の構成です。まあたいしたことないです。つーかXPはつらい
新規増設分
HDD+WindowsXP
キャプチャーカード/チューナーカード:canopusMTV1200HX
記録型DVDドライブ:I・Oデータ DVR-ABN4
DVD記録やキャプチャー、映像編集もストレスなくできます。DivXなどのエンコードに関しては重くてなんともならないです。ちなみにXPの動作自体に負荷がかかるのでこのくらいのスペックならWindows98SEあたりの方が無難かもしれませんね。
ただしキャプチャーカード自体がSE以降の対応でしたのでその辺は注意かもしれませんね。
あとは今回ハードウエアエンコードなので負担が少ないですがこれがソフトウエアエンコードだったらと思うと。
とりあえずこのくらいのスペックであれば何とか導入できるということですね。ちなみに今回の費用は8万ちょっと。イタタ
■まずは録画してみよう
今回キャプチャーカードはcanopusなので比較的入手しやすく実際使っている方も多いと思います。
こちらの製品はキャプチャー機能とチューナー機能が搭載されていて外部入力の映像、TVからの映像の取り込みができます。うちの場合ケーブルテレビなんでかなりきれいにチューニングできます。
はじめの基本ソフトのインストールで録画ボタンを押すだけで簡単に録画できる状態になります。
問題は予約録画やインターネット番組表の利用でこの辺の設定を細々としなくてはなりません。
ちなみにわかりにくいのは2000/XP環境で予約時間にタスクスケジューラーを復帰できる状態に設定すること。ようはアカウント(パスワード)の設定が必要でこのあたりの設定をしなくてはならないということ。この辺はマシン環境で違うのでがんばってみてください
またインターネット番組表の予約はCGIによるものなので受け取り側の設定、つまりソフト側で関連付けしてやらないといけないということ。
このあたりは試しに録画したりしてうまく設定してください。
ちなみにバンドルソフトはFeather G.Spec。MTV1200HX800 HX3000Wにバンドルされています。紹介雑誌等にも手順が掲載されていますので心配だったら購入してみるのもいいかも

これがFeaterの設定画面
画質等が細かく設定できます。画面サイズ。比率、ビットレートとか変更できます。おそらく最終ファイルサイズを計算する方法もありそうなんですがよくわかんないんでごめんなさい。基本的には設定はこのままでも十分です。あえてやるならばビットレートをあげて高画質に録画するくらいか。まずはデフォルトの設定で練習してみましょう。
保存先の部分で録画データおよび、静止画キャプチャーの保存先が決められます。
この辺の設定クリアしたら後は録画ボタンを押せば任意のフォルダに保存されます。基本設定のままで先日のSEEDがCMカット状態で900MBくらいカット後なので普通なら1GBくらいかな。HDDサイズの決定の参考になれば。
特定のキャプチャーソフトなので他のものを利用の方にはあまり意味がないのでこの辺にしておきます。
希望があれば細かい解説もしてみようかと思ってます。
■Featherの設定(07/07追加)

いろいろ作製してみて意外な盲点というか失敗しちゃった言うのがこの設定画面。
作製したDVD-Videoをすべてパソコン上で再生、利用するということであればぜんぜん問題なし自由な設定でOKだと思うんですが、これが高互換性を持ち民生機による再生を考えた場合ネックとなってくる部分があるのが判明しました。もちろんこれらは再生機側の設定で回避できる問題かもしれませんがとりあえずうちのプレーヤーではアウト。まあ古いからありうることなんですが作製段階で回避できるなら無用なリスクを負う必要はないということで
まず左側の画面サイズの設定項目。まず一番上の720×480、このサイズが民生プレーヤーの基本的な画面サイズ設定。これが異なるとうまく表示されないようです。本来の画面の上半分くらいを引き伸ばした感じの画像になって見れません。下の方のはVideoCDようだったり目的に合わないのでこれを変更する必要はないかと。
当然ことながらこの画面サイズを小さくするとデータは小さくできますが互換性を考えた場合データを小さくするなら右の設定項目のビットレートを変更した方がいいようです。
ちなみに画面サイズが3段目のものになってましたがさほど出来上がりのサイズに大きな違いがありませんでした。
次に右の設定項目ですがビットレートの設定。当然ビットレートが高ければそれだけ画質はよくなりますがデータも大きくなります。またDISK内に収めるれる時間も異なってきます。
メーカーによってばらつきはあると思うのですが確実に120分収めるために逆算されたビットレートで4.7Mbps程度の設定のようです。ですからアニメ番組なんかだとCMカットしていくとなんとか5話分収められる計算になるようです。しかしこの製品ではそんな半端なビットレートの設定はできない仕様なのでうまく調整してやるわけです。ちなみに5Mbpsでは5話分は入らないようです。しかしながら容量的にあまってしまうのでその分ビットレートをあげて高画質に保存してやるのも手です。アニメモノだと6Mbpsで1時間40分弱入ります。計算上は4.4GBなのですがどういうわけか書き込みに成功します。CD同様マージン領域があるのかね?
この辺は書き込みソフトとか使ってるドライブとかで違いそうなんで実際に収められる容量を知る必要があると思いますね。
■オーサリング
オーサリングって何ぞや?って人もいるかもしれませんね。正直僕もよくは知りませんでした。
上の録画のところで作ったデータはそのままライティングソフトで焼いてもデータとしては焼けてもDVD−Videoにはなりません。当然のことながら一般プレーヤーでは見れません。PCで見る分にはこのまま焼いてもぜんぜんOKなのですが。
ということで録画したデータをDVD−Videoの構成に作り直すという作業が必要になります。そこで必要になるのがオーサリングソフトということになります。DVD−Videoの中身を見るとAUDIO_TSやVIDEO_TSのフォルダやVOBファイルがありますよね。ああいった形式にするわけです。
基本的にキャプチャーカード側にバンドルされています。ですので基本的にはそのキャプチャーカードで録画された形式のファイルはそのまま使えます。ただしバンドル版であるので正規版に比べ制約があることもあるということ、別途に購入する際はキャプチャーカードで作成されたファイル形式がそのまま使えるかが問題になります。そのまま使えない場合は変換ソフトなどでオーサリングソフトで使える形式にしてやる必要があります。今回はその必要がないのでそのまま進みます。しかしながら変換の工程が入ると余分に時間を食ってしまうのでやらなくてもすむ構成を考えることをお勧めします。
■録画データの編集
パソコンでDVD−Videoを作る際のメリットですがこの編集作業も凝ったことができるのがよいところですね。
今回はcanopusのMpegCutterを利用しています。ノンサポートソフトウエアですが非常によくできたソフトで非常に使いやすいです。
GOP単位でカットするMPEGカットツールです。

サンプル画像はTV録画によるものです。
■ラクスたん ハァハァ
ではなくてMoegCutterの画面。
まずはファイルを開いて表示します。
グリーンの枠が送りのボタンこれで任意の位置に送ります。
赤い枠が下で紹介するフレームリストを表示するボタン
青い枠がマーク位置より前後どちらを残すかの決定をする
フレームリストの表示
この段階で右クリックしてメニューを開きマークーをつけます。
区切り位置によっては音声が途切れたりずれたりしますので保存したものを再生し確認する方がいいでしょう

マークすると右のようにリストが作成されます。
この2点間の間を残すかそのほかを残すかの選択となります
ちなみに上の状態では間の画像を残しています。
これをくりかえし本編のみにします
あとは別名にて保存しますがメニュー画面でそのままタイトルに表示されますのでたとえば”ガンダムSEED第_話”とつけておいた方がいいでしょう
保存後一度再生して変な切れ方をしていないか確認します。
またOP、本編といった区切りのチャプターはオーサリングソフトでつけれますので一話丸々で1ファイルにすればよいでしょう。
■実際にオーサリングしてみましょう
■今回使用のソフトはDVD MovieWriter2SE
SEはバンドル版で製品版より機能が制限されているらしい
このソフトの特筆すべきは拡張子.m2pのファイルがそのままオーサリングにかけられるというところ。おかげでかなり楽に作業が進められます。
まずは上のDVD−Videoの作成を選んで次へ
■次の画面です
緑枠の画像の追加で入れたいファイルを選択します。
選択されるとチャプターの追加がONになりチャプター追加ができます
ちなみに下のゲージは容量のゲージ。4.7Gの容量ですがすべて使えるわけでなく4.38GBに収める必要があります。
ただしDISKに焼かなければHDDにフォルダとして書き出せるので後に圧縮という手もあります。
■操作にしたがってチャプター付けしますとこんな感じ
失敗してもやり直しがきくの再生確認で確かめましょう
作業終了したら次へ

■メニュー画面の設定
もちろんメニューのテンプレートを使っても作れますがここはひとつオリジナルのMY DVDということで凝ったつくりにしてみましょう。
赤枠で囲った部分ですがここでファイルを指定して挿入することができます。
バック画像は静止画キャプチャーしたもの
BGMはキャプチャーしたOPから音声ファイルを分離したもの。
分離の仕方はまた別の項にて
ともかく挿入するとこんな感じのメニュー画面になります

■再生にて確認
メニューがどんな風に動作するか確認できます

■出力
緑枠部分上からディスクに書き込み、DVDフォルダの作成、ISO.(イメージファイル)の作成の3つの出力。
もちろんDISKに焼きこんでやればDVD−Videoの出来上がり。
しかしうちもそうなんですが書き込みの途中でソフトがハングってしまって失敗することがあるのでDVDフォルダを作成しています。
もちろん任意のフォルダを指定することも可です。
数を作らなくてはいけない場合はフォルダやイメージファイルを作っておくと便利です。
ここで焼いてしまえば簡単ですがオーサリングのみで書き込み機能がないものもあるのでファイルからの焼きこみは知っておいた方が便利です
やはり書き込みだけのソフトの安定していて安心ですし、微妙に容量オーバーしてるものは圧縮してからでないと書き込めないので
ひとまずこれで完成ですね
■画像と音声の分離
DVD2AVIというソフトを使っています。
こちらから入手してくださいhttp://arbor.ee.ntu.edu.tw/~jackei/dvd2avi/
ZIP形式の圧縮ファイルがダウンロードできます。これを展開してインストールしてください。


うまく取り込めないので説明だけになりますがすみません
1.まずファイルから分離したいファイルを開きます。

選択すると上のようなウインドウが開きこれでOKします
2.音声の項目から出力形式を選びます
何かしら操作が違うのかうまくいかないので全トラック一括分離を選びます
うまく使われる方フォローしていただけると
3.再びファイルからプロジェクト保存を選びます。
適当名前をふけてやって保存をかけると.m2vと.m2aの拡張子の2種のファイルができます。
それぞれMPEG2のビデオファイル、オーディオファイルです。
4.さらにここから必要な形式に変換しますが上記のMovieWriter2はここで作られた形式のファイルがそのまま使えます。
余分なファイルもできてしまいますが動作は軽く負担は少ないでしょう。
こうして作られたメニュー作成でファイルを指定してやるとBGMが付けられるわけですね。
あらかじめMpegCutterなどでOPだけとか切り取っておくと音声加工しなくてもすむので楽ですね。
■DVDフォルダからDVD-Videoに書き込む(7/07修正)
CopyToDVDが便利だと思いますね。しかし明確なサイトは発見できなかった気がするんですが。ダウンロードサイトはgoogle等ですぐに見つかります。いまいち心配な方は日本語サイトで検索して紹介しているサイトからジャンプというのがいいでしょう。確かそうやって入手した気がします。
ここで入手できるのは体験版のようで特定の回数書き込みをすると利用できなくなるようで先日利用ができなくなくなりました。後は購入したプロダクトキーを打ち込めば再び利用できるようになるというものです。利用規約とかちゃんと読めばわかったのかもしれませんが外国系のソフトはこの辺がわかりづらいですからね
利用してみた感想はすごく便利という感じ。B'sとかもよくできているのですがこれに対してこのソフトは明確に作りたいもののプロジェクトを選択できるというのは初心者でもわかりやすい。基本的にDVD-VideoだろうがなんだろうがDVD系はデータなわけでその辺がよく知らない人にはわかりづらい。その手の本を見てもリッピングとかデータ作製の後あとはラィティングソフトで焼きこむだけという表記が多いのでどうやるのっていう人も多いかと。
便利だといわれるB'sですがいちいちフォルダをしてやらないといけないしちゃんとDisk構造知ってないとどのフォルダを入れればいいのかもわからないかもしれない。
それに対してこちらはIFO.を指定すると勝手に進めてくれるので便利。エクスプローラーからも指定できるのでこれまた便利ということで。
。IFOファイル拾ったらすぐに書き込み入ってしまうので心もとない方もいると思いますがインフォメーションがはっきりしていてわかりやすいし面倒なところは自動でやってくれるので楽です。

■操作は非常に簡単です
プロジェクトからDVD−Video作成を選びDVDフォルダ内のVIDEO_TS.IFOのファイルを選択するだけです。
簡単というか確認作業をすっ飛ばしていく感じなので事前にそのIFOファイルがほんとに作りたいDVDのファイルか確認する必要があります。失敗しないためにもHDD内はきちんと整理しておきましょう
■ISOファイルからDVD−Videoに書き込む
DVDdecrypterを使います。http://www.dvddecrypter.com/にて入手してください
このソフトはリッピンッグとかで有名ですがライティング機能もしっかりしていてイメージファイルを指定してそこから簡単に焼くことができます。もちろんイメージファイル自体が容量以内に収まっていることが前提ですが。
このやり方はHDD内にイメージファイルを展開させ仮想マウントをさせDVD−Videoを見ている方には便利なやり方です。
このソフトがインストールしてあればエクスプローラーから指定してもソフトが立ち上がって準備に入れます。

まず赤枠のところからイメージファイルを指定します
あとは緑枠の操作ボタンでスタート。速度とかの設定が違っていても勝手に直してくれるので楽チンですね
ちなみにこちらでもIFOファイルからの焼き込みができたきもするのですが。
いろいろソフトとかでやり方が違ったりしますので各自研究してみてくださいね